コトバのチカラ
数年前からお付き合いのあるミュージシャンさんにお誘いを受け、
今週土曜日=7月4日にとあるライブに出演することになった。
“ライブ”とは言っても、歌うとか演奏するとかじゃない。
いわゆる“トーキングライブ”である。
言葉によるパフォーマンスをするライブ。
歌や演奏はなっすぃんぐ。
とことん“コトバ”。
ずっとコトバを生業にしてきたことを、
その主催者は知っていて声をかけてくれた。
大変ありがたいことだ。
実は数年前から“歌い手として”ステージに立ちたいと思っていた。
もちろんずっと歌ってきた人々からは相手にされるわけでもなく。
それでも“ステージに立つ人”と認識されたことをしっかり感じて、
このお申し出を受けることにした。
とにかく『コトバによるパフォーマンス』という以外に括りはなし。
一度ミーティングをした。
出演者のうち半数ちょっとが顔を見せた。
が、手の内は見せない(笑)
みんなが何をするかわかってから、自分のやることを決めようと思っていたが、
それは無駄な目論見に終わった。
そして、本番まであと2日をきった。
が、そこから何ら変わっていない。
出演者の一人は既知のミュージシャンだが、彼女はやることの一部を日記でもらした。
なるほど。
でも私のネタは何一つ決まらない。
原因は一つわかっている。
それは、出演順が当日にならなければわからないということだ。
○○さんの出番が20時だから、それに合わせて行く。
とか
△△サンの出番が終わったから帰ろうかな。
とか…
そういうのをさけるために、出演順は当日開演直前にくじ引きで決めることになっている。
実は…思っていた以上にこれがネックだった。
だってさ…
最初にやるのと、最後にやるのと、真ん中へんでやるのって
ゼッタイ違うと思うんだよね。
その出演順に応じた内容っつーのがあるんじゃなかろうか、と思うわけで。
とりあえず、(次の人のことは気にしないとして)自分の前の人が何をやるかで
内容を決めてもいいような気がするのだ。
朗読の人もいれば、手紙を読む人もいるし、一人芝居の人もいる。
自分の前の人とかぶらないようにすることが無駄なこととは思わない。
が、しかし。
主催者からの通達として、順番は当日決め、内容は当日までナイショでOKとなっている。
私が異を唱えてもしょーもないことなので、私はこのルールに則って自分のやることを考えようと思った。
そしたら!
構築ができないのである。
私にとっては、最初でも最後でもやることが一緒だなんて考えられない。
前の人が何をやるかによって、多少なりとも違うはずだと思っている。
が、ルールは決まっている。
誰もそれに意義を唱えていない。
ということは。
構築できないままやるしかない。
だとしたら、考えるだけ無駄だ。
考えないことにした。
いや、ちょっとは考えるよ、そりゃ。
ただし、原稿を書いたりはしない。
その瞬間にある空気を大事にしたい。
ってことは、事前に決められるはずもない。
そのときにしゃべりたいことをしゃべる。
それしかないじゃん。
つーか、今までもそれでやってきたんだし。
ダテに喋りの仕事を20年もやってるわけじゃない(と思いたい)。
そのときに話題がみつかれば、それでできるはずだ。
なんたって“コトバの力”を感じさせるライブなのだ。
事前に決めきったことをやることが、それを成し得るとは思いがたい。
出演者一人に割り振られた時間は15分。
私は決してウケを狙ってはいないし、
感動の涙も期待していない。
私が目指すのは、気づいたら15分経っていた、という感覚だ。
つまり飽きなければいいのだ。
取り立てて面白い必要はない。
そんなのはコトバの力とは違う。
笑うことや涙を流すことは、充実感みたいなものの最もわかりやすい形であることは確かだが、コトバ本来の力ではない気がするのだ。
感情を揺さぶられるのとは違う、なんとなく“惹きつけられるもの”。
それが目標だ。
こんなことを色々書きながらも、不安がないわけではない。
本当に準備なしでいいのか??
んなことはやらなきゃわからない。
できるだけ心を柔軟に保つことだ。
自分の話を聞いてくれる人が目の前にいる。
それだけで喋ることができるんじゃないだろか?
それだけで喋れる自分でいたいのだ。
どうなるのかな。
わからない。
ちょっと怖くて、ちょっと楽しみ。
も~~~
ダメだっていいや。
ある意味『自分試し』だ。
…と開き直りつつ、
まだやっぱり不安を捨てきれない自分がいたり。
このライブが終わったら、何かしら今迄と違うものがみつかってますように。
ちなみに今週のライブはこんな感じです。
↓↓↓
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音楽観光第14回 「言葉の夜」
7月4日(土)、大和ハギンズ・ビーにて
http://
19:00開演 1500円+オーダー
言葉によるパフォーマンスの『音楽観光』です。
詩 歌詞 物語 一人芝居 等々。
出演者
さとうゆみ たかよし Ro-mio
内藤たいと Chikako from Monkeymelon
タイチ いしはらとしひろ 斉藤美帆
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あ、私の名前は一番最後のヤツね。
もちろん本名ぢゃなくってよ(笑)
よろしければお越しください。
受付で私の名前を仰ってくださいまし。
(でないとノルマが…_| ̄|○)
さて、ノープランであることに、どこまで耐えられるんだろか。
それがまず謎^^;



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